投稿日: May 7, 2021
Amazon Elastic Block Store (EBS) Container Storage Interface (CSI) ドライバーが一般利用可能になりました。EBS CSI ドライバーを使用すると、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) と、標準の Kubernetes インターフェイスを使用して AWS で実行されるセルフマネージド Kubernetes クラスターの両方で実行されるアプリケーションのブロックストレージを簡単に設定して使用できます。
このドライバーは、EBS ボリュームを Kubernetes ポッドにプロビジョニング、アタッチ、マウントするために CSI 仕様で必要となる操作を実装します。また、このドライバーは、ボリューム暗号化や IOPS 設定などの高度な EBS 設定もサポートします。一般利用可能になるバージョン 1.0 リリースには、ボリュームのスナップショットとサイズ変更の安定したサポート、ボリュームメトリクスとヘルスチェック、ならびに Arm ベースの Graviton インスタンスをサポートするマルチアーキテクチャイメージなどの新機能が含まれています。
EBS CSI ドライバーは、バージョン 1.17 以降の EKS クラスターにインストールできます。既存のツリー内 EBS プラグインも引き続きサポートされます。ただし、CSI ドライバーを使用することで、Kubernetes のアップストリームのリリースサイクルと CSI ドライバーのリリースサイクルの疎結合化による利点を享受できます。
使用を開始するには、EBS CSI ユーザーガイドを参照してください。詳細については、Amazon EBS の製品ページ、Amazon EKS の製品ページ、および Githubのオープンソースプロジェクトを参照してください。