投稿日: May 10, 2021
本日より、Amazon RDS for SQL Server は、Amazon RDS のクロスリージョン自動バックアップのサポートの提供を開始します。この機能は、既存の RDS バックアップ機能を拡張し、プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのシステムスナップショットとトランザクションログの自動レプリケーションをセットアップする機能を提供します。
Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップ機能は、バックアップ保持期間内の特定の時点にデータベースを復元する機能を提供することにより、ミッションクリティカルなデータベースの災害対策機能を有効にします。これにより、プライマリ AWS リージョンが利用できなくなった場合に、オペレーションをすばやく再開できます。
Amazon RDS for SQL Server は SQL Server 2014 以降のバージョンでこの機能をサポートしています。この機能を us-east-1 と us-west-2 の間、eu-central-1 と eu-west-1 の間、および ap-northeast-1 から ap-northeast-3 にわたってご使用いただけます。
料金設定は、スナップショットのストレージと、スナップショットおよびトランザクションログのデータ転送で構成されます。プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのデータ転送は、該当する AWS リージョンのデータ転送レートに基づいて請求されます。料金詳細や利用できるリージョンについては、Amazon RDS for SQL Server の料金をご参照ください。
Amazon RDS を使用すれば、AWS でリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップの詳細については、Amazon RDS のユーザーガイドページをご覧ください。