投稿日: May 11, 2021

AWS Certificate Manager (ACM) プライベート認証機関 (CA、Certificate Authority) が、アジアパシフィック (大阪) リージョンでご利用いただけるようになりました。今回のリージョンの追加により、世界中で ACM プライベート CA を利用できる範囲が拡大し、そのリージョン数は 22 に増加します。大阪リージョンは、FIPS 140-2 レベル 2 HSM に保存されているシークレットキーを持つ CA のみをサポートします。キーストレージ認定レベルの詳細については、AWS プライベート CA のドキュメントを参照してください。

ACM プライベート CA はマネージド型のプライベート CA サービスで、プライベート証明書のライフサイクルを簡単かつ安全に管理するのに役立ちます。ACM プライベート CA では、自社のプライベート CA を運用するための先行投資や継続的なメンテナンスにコストをかけずに、アベイラビリティの高いプライベート CA を得られます。ACM プライベート CA は、ACM の証明書管理機能をプライベート証明書に拡張し、パブリック証明書とプライベート証明書を集中的に管理できるようにします。

ACM プライベート CA がご利用可能なリージョンの一覧については、AWS のリージョンならびにエンドポイントをご参照ください。

使用を開始する際、ACM プライベート CA を初めて利用するお客様は、最初の CA の運用に対して 30 日間無料でサービスをお試しいただけます。ACM プライベート CA の詳細については、ACM プライベート CA の開始方法のページを参照してください。