投稿日: May 19, 2021

本日、 AWS Copilot はバージョン 1.7 の一般提供を発表しました。これにより、Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) に加えて、AWS App Runner を使用してリクエストドリブンのウェブサービスを簡単にデプロイできるようになりました。AWS App Runner は、フルマネージドのコンテナアプリケーションサービスであり、コンテナやインフラストラクチャの経験がなくても、数回クリックするだけで、コンテナ化されたウェブアプリケーションと API を簡単に構築、デプロイ、実行することを可能にします。

Copilot を使用すると、1 つのコマンドと Dockerfile で、App Runner をすばやく開始して、App Runner にデプロイできます。Copilot と App Runner は一緒になって、デベロッパー向けのインターフェイスをお客様に提供します。Copilot は必要な Infrastructure-as-Code リソースをプロビジョニングし、App Runner は負荷分散やスケーリングなどのコンポーネントを含むインフラストラクチャ管理を完全に抽象化します。さらに、Copilot ストレージの初期化機能を使用してデータ層を簡単に追加することもできます。Copilot と App Runner を一緒に使用することで、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)Amazon DynamoDB、または Amazon Aurora に保存されたデータを使用してフルマネージド型のウェブアプリケーションを取得できます。

App Runner のサポートに加えて、Copilot v1.7 では、Amazon ECS で実行されているアプリケーションの AWS Systems Manager Parameter Store を使用してシークレットをプロビジョニングできます。

AWS App Runner は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京) の AWS リージョンでご利用いただけます。さらに、AWS Fargate がサポートするすべてのリージョンで、Copilot を使用して、引き続き Amazon ECS にアプリケーションをデプロイすることができます。こちらで v1.7 の Copilot リリースノートを参照できます。使用を開始するには、こちらから Mac、Linux、または Windows に AWS Copilot をダウンロードしてください。