投稿日: May 24, 2021
本日より、Outposts で Amazon EC2 インスタンスでのリザーブドキャパシティーを作成し、管理できるようになりました。Outposts でのキャパシティー予約を組織内の他の AWS アカウントと共有することもできます。Outposts でキャパシティー予約を使用すると、必要なときに必要なだけ EC2 キャパシティーにいつでもアクセスできるようなります。
お客様は、さまざまな AWS Outposts の構成から選択できます。各構成では、アプリケーションを実行できる幅広い EC2 インスタンスタイプが提供されます。ただし、アプリケーションのインスタンスタイプ、サイズ、機能の部分で特定の要件を求めるお客様もいらっしゃるため、その特定のキャパシティーを Outposts で常にローンチできることが非常に高いレベルで保証されている必要があります。Outposts でのキャパシティー予約で、キャパシティー予約を一元的に作成および管理できるようになりました。また、AWS Resource Access Manager を使用して、組織内の他の AWS アカウントと Outposts でリザーブドキャパシティーを共有することもできるようになりました。これは、計画的または計画外のスパイク、バックアップおよび災害対策、あるいは計画的な成長およびバッファなどに対する将来の需要の増加に備えて、アプリケーションにリソースを確保したいお客様にとって最適です。
AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、および CLI を使用して、Outposts でキャパシティー予約をいつでも作成、変更、削除できます。開始するには、create-capacity-reservation コマンドを使用して、次の属性を指定します。属性: Outpost の Amazon リソースネーム (ARN)、インスタンスタイプ (リザーブドキャパシティーで起動するインスタンスのタイプ)、インスタンス数 (キャパシティーを予約するためのインスタンスの数)たとえば、次のコマンドは、1 つの Outpost に 5 つの m5.2xlarge キャパシティーを予約するキャパシティー予約を 1 つ作成します。
$aws ec2 create-capacity-reservation --outpost-id op-8d7d65e20146a962e --instance-type m5.2xlarge --instance-count 5
Outposts でのキャパシティー予約を組織内の他の AWS アカウントと共有するには、次の 3 つの簡単な手順に従ってください。AWS Resource Access Manager でリソース共有を作成し、リソース共有にリソース (キャパシティー予約) を追加し、リソースを共有したいターゲットアカウントを指定するだけです。Amazon CloudWatch メトリクスを使用してキャパシティー予約の使用状況メトリクスをモニタリングし、使用量がしきい値に達したときに送信される CloudWatch アラーム通知を設定することで、未使用のキャパシティーを特定することができます。