投稿日: May 21, 2021

AWS X-Ray は、VPC エンドポイントのサポートを開始しました。この機能を使用すると、トラフィックをパブリックインターネットに公開することなく、Virtual Private Cloud (VPC) から X-Ray サービスと通信できます。VPC エンドポイントは、プライベート AWS ネットワーク上で VPC と X-Ray などの AWS のサービス間のプライベート通信を可能にする AWS テクノロジーである AWS PrivateLink を利用しています。

PrivateLink を使用すると、インターフェイス VPC エンドポイントを作成して、VPC から X-Ray API にアクセスできます。VPC エンドポイントは、インターネットゲートウェイ、ネットワークアドレス変換 (NAT) デバイス、ファイアウォールプロキシを必要とせずに、X-Ray への信頼性が高い接続を実現します。IAM ポリシーを使用して、VPC エンドポイントを使用できるユーザーと、セグメントデータの送信、X-Ray Groups の作成などの VPC エンドポイントからアクセスできるアクションを制御できます。

X-Ray は、X-Ray および VPC エンドポイントが利用可能なすべてのリージョンで VPC エンドポイントをサポートします。詳細については、AWS リージョン表を参照してください。VPC エンドポイントの料金情報については、PrivateLink の料金を参照してください。AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS CloudFormation を使用して、X-Ray の VPC エンドポイントを作成することから使用を開始できます。詳細については、AWS X-Rays の VPC エンドポイントの使用に関するブログをお読みいただき、X-Ray デベロッパーガイドにアクセスしてください。