投稿日: May 25, 2021
本日、AWS IoT は、Fleet Hub for AWS IoT Device Management の一般提供の開始を発表します。この機能を使用するお客様は、デバイスフリートを表示および操作するための完全マネージド型ウェブアプリケーションを、簡単に作成できるようになります。フリートやデバイスのヘルスを監視し、アラームへの対応を行い、リモートからのアクションを実施することで、トラブルシューティングにかかる時間を削減できます。
Fleet Hub を介して作成されたウェブアプリケーションは、コードなしで、企業全体に数分でデプロイできます。デプロイが完了した Fleet Hub では、AWS に接続されたフリートでのデバイスステータスやヘルスデータに加え、メッセージログなどを可視化することができます。エンドユーザーは、デバイスフリートを検索し、デバイスの状態 (接続ステータス、ファームウェアのバージョン、国、バッテリレベルなど) をほぼリアルタイムで表示させることが可能になります。異常な動作が特定された場合、ユーザーは、ジョブを介して「無線」(OTA) 更新をプッシュするなど、統合された AWS IoT Device Management 機能を通じて是正措置を講じることができます。ユーザーは、AWS Single Sign-On を介して社内認証情報でのサインインを行うことで、デスクトップ、タブレット、またはスマートフォン上のどのブラウザからも、Fleet Hub にアクセスできます。
Fleet Hub は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、 カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、および欧州 (ロンドン) で一般的にご利用いただけます。AWS リージョンでフリートインデックスを有効にすると、そのリージョンのデバイスにアクセスできるようになります。Fleet Hub アプリケーションは、簡単にデプロイし、デバイスフリートの監視と操作を行うことができます。詳細については、Fleet Hub のドキュメントを参照してください。
AWS IoT Device Management は、IoT デバイスの大規模かつ確実な登録、編成、監視、リモート管理を容易にするマネージド型のクラウドサービスです。大規模な接続デバイスの管理の詳細については、AWS IoT Device Management のウェブサイトをご覧ください。