投稿日: Jun 23, 2021
今回、アジアパシフィック (大阪) リージョンでも AWS Outposts をご利用いただけるようになりました。AWS Outposts は、AWS のインフラストラクチャ、AWS のサービス、API、およびツールを、お客様側のデータセンター、コロケーションスペース、オンプレミス施設のほぼすべてに拡張するフルマネージドサービスです。Outposts は、オンプレミスのシステムに対する低レイテンシーのアクセスや、ローカルでのデータ処理、データレジデンシーが必要となるワークロードなどに最適で、また、ローカルシステムの相互依存性を維持しながらアプリケーションを移行する場合にも活用していただけます。
今後は、日本の国内および国外にある、スタートアップからエンタープライズの企業や公共部門の各組織が、Outposts を AWS アジアパシフィック (大阪) リージョンに接続していただけます。AWS Outposts をご利用になるお客様は、AWS アジアパシフィック (大阪) リージョンへの接続を通じてアプリケーションの管理を行いながら 、ローカルのオンプレミスシステムへの低レイテンシーによるアクセスを必要とするワークロードを実行できます。また、Outposts と AWS のサービスを使用して、オンプレミスに残したデータの管理および処理を行い、データレジデンシーに関する要件を満たすことも可能になります。今回の対応リージョンの拡張に伴い、日本国内にある AWS アジアパシフィック (大阪) と AWS アジアパシフィック (東京) の両リージョンで Outposts がサポートされるようになり、Outposts を接続する AWS リージョンについての柔軟性がさらに広がります。さらに、日本国内のさまざまな AWS リージョンにあるアベイラビリティーゾーン (AZ) に複数の論理的な Outposts を接続することで、高可用性のための構成を実現できます。
ご使用を開始するには、 AWS マネジメントコンソールにアクセスしてください。詳細については、ユーザーガイドおよび製品の概要を参照してください。