投稿日: Jun 1, 2021
NICE DCV は、高性能なリモートディスプレイプロトコルです。これを使うと、ハイパフォーマンス GPU を搭載したサーバーにホストされた 3D グラフィックスアプリケーションなどのリモートデスクトップ、またはアプリケーションのセッションに安全にアクセスできるようになります。
以下の新機能を備えた NICE DCV バージョン 2021.1 がリリースされました。
- 高精度の音声/動画同期 - この機能により、音声と動画のストリーム間の遅延が減少します。お客様は、音声や動画の編集など、より正確な音声と動画の一致を必要とするワークロードを実行できるようになります。
- Stereo 2.0 音声記録 (Linux サーバー用) - DCV はクライアントからのステレオオーディオ入力をキャプチャすることができます。今回の追加により、DCV は Windows と Linux の両方のサーバーでステレオオーディオ入力をサポートします。
- NICE DCV セッションマネージャーの向上 - お客様は、Linux で仮想セッションを開始する際に、DCV セッションマネージャーを使用して、引数の付いた任意のスクリプトを実行できるようになりました。たとえば、この機能を使用して、セッション起動時に特定のプロジェクトファイルやアプリケーションを開くことができます。さらに、新しいセッションを作成する際に、より複雑なプレイスメント要件を指定することができます。これらの要件には、対象となるサーバーノードの特性や負荷も含めることができます。
NICE DCV は Amazon Appstream 2.0、AWS RoboMaker、および Amazon Nimble Studios が使用するリモートディスプレイプロトコルであり、Amazon EC2 インスタンスで無料でお使いいただけます。