投稿日: Jul 20, 2021

Kubernetes v1.21 を実行するために、Amazon EKSAmazon EKS Distro をご利用いただけるようになりました。これは現行のアップストリーム Kubernetes の最新安定バージョンです。Kubernetes バージョン 1.21 リリースのハイライトとしては、Cronjobsイミュータブルシークレットと ConfigMaps の安定ステータス達成、Graceful Node Shutdown のベータ版への移行です。Kubernetes 1.21 リリースの詳細は、EKS ブログ記事およびKubernetes プロジェクトリリースノートでご覧いただけます。

Amazon EKS で利用可能な Kubernetes バージョンと、クラスターの 1.21 バージョンへの更新方法についての概要は、EKS のドキュメントでご覧いただけます。Kubernetes 1.21 の Amazon EKS Distro ビルドは、ECR Public Gallery および GitHub から入手できます。

Kubernetes バージョン 1.17 のサポートに関する注意:

Amazon EKS は常に、少なくとも 4 つの Kubernetes バージョンに対するサポートを提供しています。現在、Kubernetes 1.17、1.18、1.19、1.20、および 1.21 が EKS によって完全にサポートされており、これらのリリースのいずれかを使用して新しいクラスターを開始することは可能ですが、Kubernetes は四半期ごとに更新されるので、お客様はそれを考慮した継続的なアップグレード計画を策定する必要があります。 

Kubernetes バージョン 1.17 は 2021 年 11 月 2 日にサポートが終了します。 この日以降、新しい 1.17 クラスターの作成はできません。最終的に、Kubernetes バージョン 1.17 を実行している既存 EKS クラスターのすべては、Kubernetes バージョン 1.18 の最新プラットフォームに更新されます。

AWS では、可能な限り早急に、既存の 1.17 クラスターとワーカーノードを、少なくとも 1.18 にアップグレードすることをお勧めしています。EKS バージョンのライフサイクルポリシーに関する詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。