投稿日: Jul 30, 2021
Amazon Elastic Block Store (EBS) は、EBS ボリュームのべき等作成をサポートするようになりました。これにより、他の悪影響を生じさせることなく、ボリューム作成を安全に再試行できるようになりました。EBS ボリュームのべき等作成は、ワークフローの一部として EBS ボリュームを作成するコンテナオーケストレーションシステムやオートメーションスクリプトなど、より高いレベルのプロセスを持つお客様を対象としています。
コマンドライン --client-token abcd に次の入力を追加することで、CreateVolume API リクエストの一部として 1 つのボリュームのみが作成されるようになりました。べき等リクエストでは、ボリュームが正常に作成されると、同じクライアントトークン「abcd」を使用してそれ以降再試行しても、追加のボリュームは作成されません。したがって、作成ワークフローに再試行メカニズムを組み込むことで、タイムアウトやサーバーの問題を安全に処理できます。Amazon Elastic Block Store (EBS) Container Storage Interface (CSI) ドライバーも更新され、作成される新しいボリュームがデフォルトでべき等になるようになりました。
この機能は、すべての AWS リージョンで使用できます。次のページにアクセスして、EC2 でのべき等 API を使用した再試行の安全性の確保とべき等性の確保の詳細をご覧ください。CreateVolume API にべき等性を追加するには、API リファレンスページにアクセスしてください。EBS CSI ドライバーの詳細については、ユーザーガイドをご覧ください。