投稿日: Aug 31, 2021
本日、AWS Copilot のバージョン 1.10 のリリースを発表しました。これは、お客様がマイクロサービスを分離してイベントを非同期に消費するために使用できる発行/サブスクライブアーキテクチャをサポートしています。お客様は、AWS Copilot を使用して、イベントドリブンのアーキテクチャを構築したり、サービスを分離したりして、パフォーマンス、信頼性、およびスケーラビリティを向上させることができるようになりました。
既存のすべての AWS Copilot サービスとジョブは、新しい発行フィールドを使用して、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) トピックにイベントをブロードキャストできます。これらのイベントは、AWS Fargate で実行されている Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) サービス用の AWS Copilot の新しい「ワーカーサービス」パターンを使用して、Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) キューを介して受信できます。
AWS Copilot v1.10 は、マニフェストファイルに新しいフィールドである taskdef_overrides も追加しました。これにより、お客様は、マニフェストに表示されない Amazon ECS タスク定義でサポートされているすべてのフィールドを追加できます。これは、お客様が、AWS Copilot で直接サポートされていない AWS Copilot ジョブおよびサービスのために、Amazon ECS 用に利用可能な設定 (お客様がデフォルトのリソース制限値を変更することを許可する ulimit パラメータなど) を使用することを可能にします。さらに、リクエストとロードバランスサービス用の alias フィールドが拡張され、単一のエントリの代わりに、フレンドリドメイン名のリストを受け入れるようになりました。
AWS Fargate が利用可能なすべてのリージョンで、AWS Copilot を使用して Amazon ECS にアプリケーションをデプロイできます。さらに、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (東京) といった AWS リージョンで AWS App Runner を使用して AWS Copilot でアプリケーションをデプロイできます。こちらで v1.10 の Copilot リリースノートを参照できます。使用を開始するには、こちらから Mac、Linux、または Windows に AWS Copilot をダウンロードしてください。