投稿日: Aug 12, 2021

AWS CodeBuild プロジェクトの所有者は、ビルドログとアーティファクトを作成し、AWS コンソールにログインしていないユーザーにアクセスを提供することができるようになりました。プロジェクト所有者が各コントリビューターの AWS アカウントアクセスを管理する必要がなくなるので、CodeBuild プロジェクトの所有者は、オープンソースコントリビューターと簡単にコラボレーションを行うことができます。

以前は、CodeBuild プロジェクトの所有者は、オープンリポジトリ内の各コントリビューター用に IAM ユーザーを作成し、アクセス許可を設定する必要がありました。この管理作業では、プロジェクト所有者は時間を取られ、コントリビューターからのコード変更に遅延が生じていました。コントリビューターは、AWS コンソールにログインしなければならなかったので、結果をすぐに表示できませんでした。

現在、パブリックビルドでは、CodeBuild プロジェクトの所有者は、プロジェクトのビルド結果をロードするパブリック URL を生成できます。URL が提供されたコントリビューターは、AWS にログインすることなく、以前のビルドの参照、ビルド設定の表示、ログのレビュー、アーティファクトのダウンロードを行うことができます。パブリックビルドが有効な場合、CodeBuild の GitHub との既存の統合を使用して、プルリクエストに対して投稿するビルド結果で URL を提供することができます。パブリックビルドを使用すると、CodeBuild プロジェクトの所有者は、オープンソースコントリビューターのオンボーディングをすばやく行うことができるので、コントリビューターはコード変更を簡単に提供できます。

CodeBuild でのパブリックビルドのサポートは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ) の各リージョンでご利用いただけます。

CodeBuild でのパブリックビルドの使用に関する詳細については、ドキュメントをご覧ください。CodeBuild の利用を開始する方法については、製品ページまたは CodeBuild コンソールを参照してください。