投稿日: Aug 11, 2021
Amazon RDS データベースプレビュー環境での PostgreSQL 14 Beta 2 の利用が可能になり、お客様に Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) でベータ版の PostgreSQL 14 をテストしていただけるようになりました。
PostgreSQL 14 Beta 2 は、データベースのインストール、プロビジョニング、および管理に煩わされることなく、Amazon RDS データベースプレビュー環境での開発とテスト向けにデプロイできるようになります。このリリースには、PostGIS のアップデートなど、多くの拡張機能のサポートが含まれています。
PostgreSQL コミュニティは、2021 年 6 月 24 日に PostgreSQL 14 Beta 2 をリリースしました。PostgreSQL 14 では、接続数の増加、大きな列の圧縮の高速化と縮小、アイドルセッションのタイムアウトのサポート、時間ベースのデータのより細かいグループ化など、機能とパフォーマンスが向上しています。
Amazon RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラスでのシングル AZ 配置と マルチ AZ 配置の両方をサポートし、KMS キーを使用して保管時の暗号化を実行できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスは、最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。お客様は、標準の PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用し、プレビュー環境から各自のデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。
Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの料金は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成されたプロダクション RDS インスタンスと同じです。お客様と Amazon RDS チームが PostgreSQL 14 の候補版と Amazon RDS データベースプレビュー環境の両方に関する情報と懸念を共有するためのフォーラムとして、Amazon RDS Database Preview Environment フォーラムをご利用いただけます。