投稿日: Aug 5, 2021
AWS NAT ゲートウェイのプライベート接続が両方の AWS GovCloud (米国) リージョンで利用可能になりました。AWS GovCloud (米国) リージョンへの拡張により、米国政府関連機関や業者は、特定の規制およびコンプライアンス要件に対処して、機密ワークロードをクラウドに移行できます。このリリースにより、AWS のプライベート NAT ゲートウェイがすべての AWS リージョンで利用可能になりました。
この機能を使用すると、NAT ゲートウェイの接続タイプをゲートウェイの作成時にプライベートに設定し、インターネットゲートウェイを VPC に関連付けることなく Amazon Virtual Private Cloud (VPC) で起動できます。インターネットゲートウェイは NAT ゲートウェイからインターネットにアクセスするために必要ですが、一部のお客様は NAT ゲートウェイを Transit Gateway または仮想プライベートゲートウェイと併用して、他の VPC やオンプレミス環境とのプライベート通信を行っています。このようなユースケースでは、インターネットゲートウェイを VPC にアタッチする必要はありません。接続タイプをプライベートに設定すると、NAT ゲートウェイでは Elastic IP アドレスが不要になるので、VPC にインターネットゲートウェイをアタッチする必要はありません。この場合、他の VPC やオンプレミス環境とプライベートに通信する際、プライベート IP アドレスを使用してネットワークアドレス変換が実行されます。
VPC NAT ゲートウェイとこの機能の詳細については、AWS のドキュメントを参照してください。