投稿日: Sep 9, 2021
Amazon EC2 は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) バージョン 8、CentOS バージョン 8、および Fedora バージョン 34 以降を実行するオンデマンド Nitro ベースのインスタンス向けに休止機能をサポートするようになりました。休止機能を使用すると、EC2 インスタンスを完全に終了して再起動するのではなく、一時停止して後で再開することができます。インスタンスを再開すると、アプリケーションを中断したところから続行できるため、OS とアプリケーションを最初から再起動する必要がありません。休止機能は、アプリケーションの状態の再構築に時間がかかる場合 (デベロッパーのデスクトップなど)、またはスケールアウトの前にアプリケーションの起動手順を準備できる場合に役立ちます。
RHEL バージョン 8、CentOS バージョン 8、および Fedora バージョン 34 以降では、休止機能は、最大 150 GB の RAM を備えた Nitro ベースのインスタンス (C5、C5d、M5、M5a、M5ad、M5d、R5、R5a、R5ad、R5d、T3、および T3a) で実行されるオンデマンドインスタンス向けにサポートされます。Nitro ベースのインスタンスは、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーの組み合わせによってサポートされており、より迅速なイノベーションと強化されたセキュリティを実現します。
休止機能は、アジアパシフィック (大阪) を除くすべての商用 AWS リージョンで利用できます。
この機能は、追加料金なしで AWS CloudFormation、AWS マネジメントコンソール、AWS SDK、Windows PowerShell 用 AWS Tools または AWS Command Line Interface (CLI) を通じて利用できます。休止機能の詳細については、よくある質問、テクニカルドキュメント、およびブログを参照してください。