投稿日: Sep 8, 2021
Amazon OpenSearch Service は、ログ、メトリクス、トレースなどの時系列データの管理を簡素化するのに役立つデータストリームをサポートするようになりました。データストリームは、時系列データ、ロールオーバープロセス、および時間ベースのデータを効率的に管理およびクエリするために必要な最適化に必要な、基盤となるインデックスを抽象化し、運用上のオーバーヘッドを削減します。データストリームの一部である、ロールオーバーされた古いインデックスを UltraWarm に移動したり、それを超えてコールドストレージに移動したりして、データをより長期に、費用対効果の高い方法で保持することができます。
これまで、時系列データを管理するための一般的なワークフローには、ロールオーバーインデックスエイリアスの作成、書き込みインデックスの定義、バッキングインデックスの一般的なマッピングおよび設定の定義などの複数のステップが含まれていました。データストリームは、この初期設定プロセスを簡素化するのに役立ち、通常はその性質上追加のみであるアプリケーションログなどの時間ベースのデータのためにすぐに使用できるように設計されています。データストリームを使用すると、インデックステンプレートを定義し、Index State Management (ISM) ポリシーでロールオーバー基準を設定することで、すぐにデータの取り込みを開始できます。データストリームは、必要な書き込みインデックス、バッキングインデックスを自動的に作成するのに役立ち、ISM ポリシーに基づいて、データストリーム内のインデックスをホットからウォームまたはウォームからコールドにロールオーバーします。
Data Streams は、OpenSearch 1.0 を実行している Amazon OpenSearch Service ドメインのためにサポートされています。これは、Apache 2.0 ライセンスを受けている Elasticsearch 7.10.2 および Kibana 7.10.2 から派生したコミュニティ主導のオープンソース検索および分析スイートです。OpenSearch の詳細については、https://opensearch.org/ にアクセスしてください。
Data Streams の詳細については、ドキュメントを参照してください。
Data Streams は、世界中の 25 のリージョンの Amazon OpenSearch Service ドメインで利用できるようになりました。Amazon OpenSearch Service の利用可否の詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。
Amazon OpenSearch Service の詳細については、製品ページを参照してください。