投稿日: Sep 20, 2021
Amazon Redshift データ共有を使用すると、データのコピーやデータの移動に伴う複雑さや遅延を取り除いて、別々の Redshift クラスター間でトランザクションに一貫性のあるライブデータを共有できます。 同じ AWS アカウント内のクラスター間でデータを共有する機能は既に AWS GovCloud (米国) リージョンで利用可能です。異なる AWS アカウントの Redshift クラスター間でのデータ共有も AWS GovCloud (米国) リージョンで一般的に利用可能になりました。クロスアカウントのデータ共有は、すべての Amazon Redshift RA3 ノードタイプでサポートされています。Amazon Redshift クラスターでクロスアカウントのデータ共有を使用する際に追加コストは発生しません。
データ共有により、スキーマ、テーブル、ビュー、ユーザー定義関数など、多くのレベルでデータを安全に共有でき、微細なコントロールを使用して各データコンシューマーに合わせたアクセスを指定できます。クロスアカウントのデータ共有により、組織、パートナー、および顧客内の他のビジネスグループにデータへのアクセス権を提供でき、サービスとしてのデータと分析を安全に提供できます。共有データにアクセスできるユーザーは、標準 SQL および分析ツールを使用して、高性能でデータを検出およびクエリできます。共有データにアクセスするクエリはコンシューマーの Redshift クラスターのコンピューティングリソースを使用し、プロデューサークラスターの性能には影響しません。同じアカウント内の共有を制御するために利用できるデータベースレベルの特権に加えて、Amazon Redshift は、AWS Identity Access Management (IAM) と統合し、クロスアカウント共有の新しい承認および承認ワークフローで追加のきめ細かいセキュリティコントロールを提供します。これにより、承認されたユーザーのみが外部組織を含む他の AWS アカウントとデータを共有できるようにし、他の AWS アカウントからのデータを消費できます。Amazon Redshift は、すべてのコンシューマークラスターとアカウントにわたるデータ共有の許可と使用状況をモニタリングし、必要に応じてアクセスを取り消すこともできます。