投稿日: Sep 15, 2021
フルマネージド型クラウドデータウェアハウスである Amazon Redshift は、Amazon Redshift クラスターおよびデータベースとやり取りするためのコマンドラインクライアントである Amazon Redshift RSQL が利用可能になったことを発表しました。Amazon Redshift RSQL を使用すると、Amazon Redshift クラスターに接続し、データベースオブジェクトの記述し、データのクエリ、クエリ結果のさまざまな出力形式での表示などができます。
Amazon Redshift RSQL は、Amazon Redshift 固有の機能の追加セットを備えた PostgreSQL psql コマンドラインツールの機能をサポートしています。ADFS、PingIdentity、Okta、Azure AD、またはその他の SAML/JWT ベースの ID プロバイダーをによる Single Sign-On (SSO) 認証、ならびに多要素認証 (MFA) を備えたブラウザーベースの SAML ID プロバイダーを使用できます。配布キー、ソートキー、レイトバインディングビュー (LBV)、マテリアライズドビュー、Amazon Glue カタログまたは Hive Metastore の外部テーブル、Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション、Amazon RDS for MySQL (プレビュー)、Amazon Aurora MySQL 互換エディション (プレビュー)、Amazon Redshift データ共有で共有されるテーブルなどの Amazon Redshift オブジェクトのプロパティまたは属性を記述できます。さらに、IF (\ELSEIF, \ELSE, \ENDIF)、\GOTO、\LABEL などの拡張されたコントロールフローコマンドも使用できます。
入力パラメータとして渡されるスクリプトを実行する Amazon Redshift RSQL バッチモードで、SQLと複雑なビジネスロジックの両方を含むスクリプトを実行できるようになりました。既存のセルフマネージド型オンプレミスデータウェアハウスをお持ちのお客様は、Amazon Redshift RSQL を使用して、手続き型言語で手動で再実装する代わりに、既存の ETL および Teradata BTEQ スクリプトなどの自動化スクリプトを簡単に置き換えることができます。
Amazon Redshift RSQL は、Linux、Windows、macOS X オペレーティングシステムで使用できます。
Amazon Redshift RSQL の使用開始方法および詳細については、ドキュメントを参照してください。