投稿日: Sep 30, 2021
Amazon Simple Email Service (Amazon SES) のお客様は、2048 ビットのドメインキーアイデンティファイドメール (DKIM) キーを使用して、メールのセキュリティを強化できるようになりました。DKIM は、特定のドメインから送られてきたとクレームする電子メールが、そのドメインの所有者によって実際に承認されたものであることを確認するために設計された、E メールセキュリティ基準です。パブリックキー暗号化を使用して、プライベートキーで E メールに署名します。受信者側サーバーはドメインの DNS に公開されたパブリックキーを使用して、送信中に E メールの一部が変更されていないことを確認できます。
Amazon SES はこれまで、現行の業界標準である 1024 ビットの DKIM キー長をサポートしていました。今回のリリースでは、Amazon SES の Easy DKIM 機能や Bring Your Own DKIM を使用しているかどうかに関わらず、お客様は 1024 ビットキーまたは 2048 ビットキーのいずれかを選択することができます。長い方の 2048 ビット長は、DKIM キーの解読をより困難にすることで、お客様はメール保護とドメイン認証を強化することができます。2048 ビットの DKIM キーの使用に関する詳細については、Amazon SES デベロッパーガイドのこちらのページをご参照ください。
Amazon SES は、デジタルマーケティング担当者やアプリケーションデベロッパーがマーケティング、通知、トランザクションに関する E メールを任意のアプリケーション内から送信できるように設計された、スケーラブルでコスト効率の良い、柔軟なクラウドベースの E メールサービスです。Amazon SES の詳細については、こちらのページをご参照ください。