投稿日: Sep 30, 2021
デバイスの IoT Core への最初の接続で信頼チェーン全体を送信しなくても、AWS IoT Core の Just-in-Time Provisioning および Just-in-Time Registration の機能を使用してデバイスをプロビジョンできるようになりました。これまで、お客様は、IoT Core へのデバイスの最初の接続で TLS ハンドシェイクの一部として、登録済み CA 証明書と登録済み CA 証明書によって署名されたクライアント証明書の両方を提示するようにデバイスを設定する必要がありました。本日より、AWS IoT Core では、Just-in-Time Provisioning および Just-in-Time Registration を使用する際に、IoT Core へのデバイスの最初の接続で CA 証明書を提示することをオプションで選択できるようになりました。この拡張により、お客様は、自らのセルフマネージドクラウドソリューションからなど、ブラウンフィールドデバイスを AWS IoT Core に簡単に移行できます。
AWS IoT Core は、コネクテッドデバイスが、クラウドアプリケーションやその他のデバイスと簡単かつ安全に通信できるようにするマネージドクラウドサービスです。デバイスが AWS IoT Core に安全に接続および通信する前に、お客様はデバイスをプロビジョンする必要があります。プロビジョニングとは、デバイスのデジタルアイデンティティをクラウドサービスに登録し、デバイスがクラウドリソースにアクセスするための許可をアタッチし、コンテキスト情報 (デバイスのシリアル番号、場所など) を登録済みのデジタルアイデンティティに関連付けるプロセスをいいます。AWS IoT Core の Just-in-Time Provisioning および Just-in-Time Registration の機能を使用すると、デバイスが最初に AWS IoT Core に接続しようとしたときに、デバイスが自動的にプロビジョンされるように設定できます。
詳細については、AWS IoT Core の Just-in-Time Provisioning および Just-in-Time Registration に関するドキュメントにアクセスしてください。