投稿日: Sep 30, 2021

AWS Lambda では、異なる AWS アカウントにある Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) キューから関数をトリガーできるようになりました。これまでは、お客様は同じアカウントの SQS キューからのみ Lambda 関数をトリガーできました。本日より、お客様は、各アカウントでイベントソースをレプリケートすることなく、複数の AWS アカウントで Lambda 関数を作成できます。

使用を開始するには、Lambda 関数のトリガーを追加するときにイベントソースとして Amazon SQS を選択し、AWS アカウントの SQS キュー用に Amazon リソース名 (ARN) を指定できます。Lambda 関数には、SQS キュー内のメッセージを管理するための許可が必要です。これは、関数の実行ロールの許可を更新することで処理できます。SQS キューは、関数がキューからのメッセージを処理できるようにするために、Lambda にクロスアカウント許可を付与する必要もあります。

この機能は、Amazon SQS が AWS Lambda のイベントソースとしてサポートされているすべての AWS リージョンでご利用いただけます。この機能の使用には、追加料金は必要ありません。Lambda 関数と SQS キューは、異なるアカウントにある場合もありますが、両方とも同じリージョンにある必要があります。異なるアカウントを使用して Lambda のイベントソースとして SQS を使用する方法の詳細については、Lambda デベロッパーガイドをお読みください。