投稿日: Sep 3, 2021

Amazon Neptune は Elasticsearch とのフルテキスト検索統合を使用する際に、文字列に加え、数字や日付などの新しいデータタイプでの検索をサポートするようになりました。この改善により、Neptune をご利用のお客様は、文字列ではない値を Amazon Elasticsearch Service が提供するような Elasticsearch クラスターに複製し、これらの値を検索する Gremlin または SPARQL クエリを実行することができます。

Neptune と Elasticsearch の統合によるフルテキスト検索を利用して、グラフデータの検索やフィルタリングを行う方法を増やしてほしいというお客様の声にお応えしました。Neptune グラフへのクエリ時に、テキスト、長さ、倍数、ブーリアン、日付による Elasticsearch の組み込みインデックス作成にアクセスできるようになりました。非文字列インデックス作成はデフォルトで有効になっており、エンジンリリースバージョン 1.0.4.2 から利用可能です。クイックスタート を使用して、初めてフルテキスト検索統合を設定したり、更新 を使用して既存のフルテキスト検索統合の 1 回限りの再インデックス作成を実行することができます。Gremlin のユーザーは、withSideEffect ステップ を使用し、Elasticsearch エンドポイント、検索パターン、およびフィールド情報をパスすることができます。同様に、SPARQL のユーザーは SERVICE キーワード を使用して Elasticsearch へのクエリをフェデレーションすることができます。

文字列以外の値の検索クエリのサンプルなど、この統合についての詳細はAmazon Neptuneユーザーガイドをご覧ください。お客様は、Neptune が利用可能なすべてのリージョンで Elasticsearch クラスタとの Amazon Neptune の統合を利用することができます。この機能の使用に追加料金はかかりません。料金と利用可能なリージョンについては、Neptune 料金ページAWS リージョン表を参照してください。