投稿日: Oct 4, 2021
AWS IoT Events がアジアパシフィック (ムンバイ) リージョンで利用可能となり、そのフットプリントを 13 の AWS リージョンに拡大しました。
AWS IoT Events は、IoT センサーやアプリケーションにより示された変更を容易に検出し対応できるようにする、フルマネージドサービスです。たとえば AWS IoT Events を使用して、装置の機能不良、コンベヤーベルトのつまり、生産高の落ち込みなどを検出できます。イベントが検出されると AWS IoT Events は、問題を迅速に解決し、メンテナンスコストを削減し、運用効率を高めるために、イベントに応じてアクションまたはアラートを自動的にトリガーします。
何千ものデバイスのデータに基づいたイベントを検出するには、企業がコードを作成してデータを評価し、インフラストラクチャをデプロイしてコードをホストし、エンドツーエンドからアーキテクチャの安全を確保する必要がありますが、画一的で面倒な作業であるため、これらはお客様が避けたいと考える作業でもあります。AWS IoT Events を使用することで、お客様は単一のセンサーから、または何千もの IoT センサーや何百もの機器管理アプリケーションにわたってほぼリアルタイムでデータを分析し、そのようなイベントを大規模かつ容易に検出できるようになりました。AWS IoT Events では、シンプルなインターフェイスで検知器を作成します。この検知器を使用して、デバイスデータを評価し、イベントへの対応として AWS Lambda 関数や Amazon Simple Notification Service (SNS) を介した通知をトリガーすることができます。例えば、温度変化を検知して冷凍庫の扉が正常に密閉されていないことが明らかになった場合、AWS IoT Events では自動的にテキストメッセージをサービス技術者にトリガーし、問題を解決するよう通知できます。
AWS IoT Events の使用を開始するには、サンプルの検出器モデルを起動して、AWS IoT Events コンソールからの入力をテストします。AWS IoT Events が利用できる AWS リージョンの詳細なリストは、AWS リージョン表をご覧ください。AWS IoT ウェブサイトで AWS IoT サービスについて詳細をご覧ください。