AWS Load Balancer Controller バージョン 2.3 が利用可能になり、ALB IPv6 ターゲットのサポートの提供を開始

AWS Load Balancer Controller は、Kubernetes クラスターで実行されているアプリケーションにトラフィックをルーティングする Elastic Load Balancing を構成および管理するための Kubernetes ネイティブな方法を提供します。Elastic Load Balancing では、複数のロードバランサーが提供されています。これらはすべて、アプリケーションの耐障害性を高めるのに必要な高い可用性、オートスケーリング、堅牢なセキュリティを特徴としています。

Kubernetes 用 AWS Load Balancer Controller のバージョン 2.3 が利用可能になりました。このアップデートでは、Elastic Load Balancing を使用してトラフィックをアプリケーションに簡単にルーティングできるようにする複数の拡張機能が追加されています。

• Application Load Balancer の IPv6 ターゲットグループサポート。
• 1 つのクラスターにつき複数のロードバランサーを使用する場合、必要な全体のセキュリティグループルールの数を減らす、セキュリティグループルール管理の最適化。 
• Kubernetes Endpoint Slice のサポートにより大きなクラスターでのパフォーマンスが向上。
• 検出保護を含む、Network Load Balancer 属性の指定に関するサポート。
  
• IngressClassParams による Application Load Balancer 属性の指定に関するサポート。
  
• 利用可能な IP アドレスに基づくサブネット自動検出。
  

コントローラ設定パラメータとデフォルトの詳細については、こちらとこちらでご確認いただけます。AWS Load Balancer Controller の使用を開始するには、GitHub のインストールガイドとチュートリアルをご覧ください。Amazon EKS の詳細については、製品ページまたはドキュメントをご覧ください。

重要
Amazon EKS は IPv6 をサポートしていません。コンテナロードマップでの EKS IPv6 サポートの記事をサブスクライブすることによりこの機能の進捗をフォローすることもできます。