投稿日: Jan 27, 2022
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for PostgreSQL とAmazon RDS on AWS OutpostsがPostgreSQLメジャーバージョン14をサポートするようになりました。PostgreSQL 14 では、並列クエリ、同時実行性の高いワークロード、パーティション化されたテーブル、論理レプリケーション、およびバキューム処理に関する性能改善が施されています。また、PostgreSQL 14 では、新たな機能を導入した改善も行われています。例えば、実行時間の長いクエリを、クライアントが接続を解除した時点でキャンセルできます。また、タイムアウトしたアイドルセッションを閉じることも可能です。加えて、保存されたプロシージャからデータを返すこともできます。
Amazon RDS for PostgreSQL は、地理空間データ用の PostGIS 3.1、データベースジョブをスケジューリングする pg_cron、Amazon S3 によるデータのインポートとエクスポートなど、80 種類以上の拡張モジュールとロード可能なモジュールをサポートします。Amazon RDS for PostgreSQLは、バーストを起こすワークロードに対応するT4gやメモリ集中型のワークロードに対応するX2gなど、最新のGraviton2インスタンスに対応しています。データベースのアップグレードには、いくつかオプションがあります。すなわち、インプレースアップグレード、スナップショットからのリストア、pglogical 拡張によるレプリケーション、AWS Data Migration Service の使用などです。
Amazon RDS により、クラウド内で PostgreSQL のデプロイを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。価格の詳細については、Amazon RDS for PostgreSQL の価格 および Amazon RDS on AWS Outposts の価格を参照してください。AWS マネジメントコンソールで数回クリックするだけで、Amazon RDS for PostgreSQL データベースインスタンスを作成または更新できます。