投稿日: Feb 28, 2022
本日、Amazon CloudWatch Container Insights は、AWS Distro for OpenTelemetry (ADOT) を使用して Amazon EKS on EC2 用 Helm チャートをサポート対象とし、お客様が EKS 上に構築されたアプリケーションを容易に定義、インストール、アップグレードできるようにしました。
今回のサポート開始により、Helm チャートを使用して Amazon EKS on EC2 のメトリクスとログを収集し、Amazon CloudWatch Container Insights に送信することができるようになります。Helm チャートは、ADOT Collector と Fluent Bit を DaemonSets としてデプロイしています。ADOT は、Amazon EKS クラスターから CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク状態などのインフラストラクチャメトリクスを収集します。Amazon CloudWatch の事前構築されたダッシュボードを使用して、分析や対処順位を決定することができます。
Helm は、Kubernetes 上で動作するアプリケーションパッケージマネージャーです。便利な Helm チャートでアプリケーションの構造を説明し、簡単なコマンドで管理することができます。Helm チャートは、Kubernetes の YAML マニフェストを 1 つのパッケージにまとめたもので、EKS クラスターに公開することができます。パッケージ化された Helm チャートを EKS クラスターにインストールするには、コマンドを 1 つ実行するだけで簡単にできるため、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイが非常に容易になります。
AWS CloudFormation テンプレート、AWS Command Line Interface (CLI)、または curl コマンドを使用することにより、 Amazon EKS on EC2 の最新バージョンの Helm チャートを使用できます。
この機能の詳細と CloudWatch Container Insights で Helm チャートを使用した開始方法については、ドキュメントをご覧ください。AWS Distro for OpenTelemetry の詳細については、デベロッパーポータルにアクセスし、最新リリースをダウンロードしてください。