投稿日: Feb 17, 2022
Amazon Redshift のデータ共有を使用すると、データのコピーやデータの移動に伴う複雑さや遅延を伴うことなく、別々の Redshift クラスター間でトランザクションに一貫性のあるライブデータを共有できます。同じ AWS アカウント内およびアカウント間のクラスター間でデータを共有する機能は既に利用可能です。異なる AWS リージョンの Redshift クラスター間でのデータ共有が利用可能になりました。クロスリージョンのデータ共有は、すべての Amazon Redshift RA3 ノードタイプでサポートされています。
データ共有により、スキーマ、テーブル、ビュー、ユーザー定義関数など、多くのレベルでデータをより安全に共有でき、微細なコントロールを使用すれば各データコンシューマーに合わせたアクセスを指定できます。クロスリージョンデータ共有により、同じまたは異なるアカウントおよび異なる AWS リージョンにあるクラスター間のライブデータを使用できるようになりました。マニュアルデータコピーまたはデータレプリケーションは必要ありません。共有データへのアクセス権があるユーザーは、標準 SQL および分析ツールを使用して、引き続き高いパフォーマンスでデータを検出およびクエリできます。共有データにアクセスするクエリはコンシューマーの Redshift クラスターのコンピューティングリソースを使用し、プロデューサークラスターのパフォーマンスには影響しません。クロスリージョンデータ共有を使用すると、リージョン間のデータ共有クエリを使うのに必要なデータへアクセスするのにデータ転送料金が適用されます。
クロスリージョンデータ共有は、RA3 が利用可能なリージョンですべての Amazon Redshift RA3 ノードタイプに利用可能です。機能ページでデータ共有機能の詳細を確認し、使用開始方法についてのドキュメントを参照してください。クロスリージョンデータ共有転送料金は、料金ページでご確認いただけます。