投稿日: Feb 4, 2022
Amazon FSx ファイルゲートウェイにより、オンプレミスのファイル共有ユーザーは、Windows Volume Shadow Copy Service (VSS).によって Amazon FSx for Windows ファイルサーバーファイルシステム に保存されている以前のバージョンのファイルを参照および復元できるようになりました。この機能により、事故やマルウェアによる損失が発生した場合でも、ファイルをすばやく簡単にセルフサービスで回復できます。
ファイル共有ユーザーは、エラー、誤った削除、またはマルウェア攻撃のために、以前のバージョンの回復が必要になることがよくあります。今回のリリースより前は、Amazon FSx ファイルゲートウェイユーザーは、管理者からファイルシステムのシャドウコピー (スナップショット) へのアクセスを提供してもらうか、バックアップからファイルを復元する必要がありました。この新機能により、Microsoft Windows ユーザーは、IT 管理者のサポートを受けなくても、Windows ファイルエクスプローラーの [以前のバージョン] タブをクリックするだけで、個々のファイルまたはディレクトリ全体を復元することができるようになります。このセルフサービスアプローチは、生産性を向上させ、管理ワークロードを軽減します。ユーザーが以前のファイルバージョンにアクセスできるようにするには、管理者は定期的に VSS シャドウコピーがファイルシステムで構成されていることを確認する必要があります。
Amazon FSx ファイルゲートウェイは、オンプレミス環境から Amazon FSx for Windows ファイルサーバーファイルシステムへの帯域幅効率の高い低レイテンシーのキャッシュアクセスを提供します。管理者は、Amazon FSx for Windows ファイルサーバーファイルシステムをオンプレミス環境に拡張することにより、フルマネージドクラウドファイルストレージを利用できます。これにより、オンプレミスの Windows ファイルサーバーのコストと時間のかかる管理が不要になり、ユーザーは Windows ファイル共有のすべての機能を活用できます。
この機能は現在、すべての AWS リージョンの新しいゲートウェイで、ご利用になれます。既存のゲートウェイの場合、この新しい機能は、次に予定されているソフトウェア更新時に利用可能になります。詳細については、AWS Storage Gateway と Amazon FSx for Windows ファイルサーバー のドキュメントページにアクセスし、AWS Storage Gateway コンソールにアクセスして使用を開始してください。