投稿日: Mar 23, 2022
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) では、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) Auto Scaling ウォームプールを Amazon ECS クラスターでご使用いただくことにより、アプリケーションのスケールアウトの高速化とコスト節約を支援できるようになりました。ウォームプールを使用すると、アプリケーショントラフィックを高速で処理できるように事前に初期化された Amazon EC2 インスタンスのプールを作成できます。
ウォームプールは、ギガバイト単位のデータやコンテナイメージのプリロード、サービスのプロビジョニング、カスタムスクリプトの実行など、時間のかかる初期化手順があるために、インスタンスがトラフィックを処理できるようになるまでに遅延が発生する可能性があるアプリケーションに最適です。Amazon ECS クラスターでウォームプールを使用するには、Amazon EC2 Auto Scaling グループの起動テンプレートのユーザーデータで ECS_WARM_POOLS_CHECK 環境変数を「true」に設定する必要があります。これを有効にすると、Amazon ECS は、インスタンスが実行状態になるまで、ウォームプールのインスタンスでタスクが開始されないようにします。
お客様は、すべての AWS パブリックリージョンの Amazon ECS クラスターで Amazon EC2 Auto Scaling ウォームプールを使用できるようになりました。詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。