投稿日: Mar 1, 2022
本日より、新しい Customer Carbon Footprint Tool の提供が開始され、お客様の AWS ワークロードによる環境への影響を算出できるようになりました。この新しいツールは、理解しやすいデータの視覚化を使用して、履歴的な CO2 排出量のお客様への提示、AWS 使用量の増加に伴う排出量傾向の評価、オンプレミスデータセンターの代わりに AWS を使用することによって回避された推定 CO2 排出量の概算、および現在の使用量に基づく予想排出量のレビューを行います。排出量の予測値は現在の使用状況に基づくものですが、Amazon が行う二酸化炭素排出削減の取り組みにより、お客様の二酸化炭素排出量が今後どのように推移するかも示されます。Amazon では、2030 年としていた当初の目標を 5 年前倒しにして 2025 年までに再生可能エネルギーの使用率を 100% にする取り組みを継続するとともに、The Climate Pledge の一環として 2040 年までにカーボンニュートラルを達成するよう行動しています。
本日より、AWS 請求コンソールで Customer Carbon Footprint Tool を利用できるようになりました。このツールはお客様のサステナビリティへの取り組みに役立ちます。お客様が AWS 請求コンソールにサインインすると、地域、および Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) や Amazon Simple Storage Service (S3) などの AWS のサービス別に CO2 排出量データを表示することができます。また、クラウドでの新しいリソースのデプロイに伴う、カーボンフットプリントの経時的な変化を測定することも可能です。この新しいツールは、温室効果ガスの報告に対する国際的な基準である温室効果ガスプロトコルに適合するデータを使用しています。
Customer Carbon Footprint Tool の詳細については、製品ページまたはユーザーガイドを参照してください。 現在 AWS をご利用のお客様は、本日から AWS 請求コンソールにアクセスして新しいツールの使用を開始できます。