投稿日: Apr 29, 2022
本日より、Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) は、Amazon CloudWatch に使用メトリクス を公開し、ユーザーがアカウント全体のサービスの制限に対する監視を行えるようになりました。このような利用状況を公開することで、運用状況を可視化し、ユーザーの利用状況を管理したり、使用メトリクスがサービスの制限に近づくとアラームを出したりすることができます。11種類のサービス制限メトリクスのサポートを追加しました。AllocatedStorage, DBInstances, DBClusters, DBSecurityGroups, ReservedDBInstances, DBClusterParameterGroups, DBParameterGroups, ManualSnapshots, ManualClusterSnapshots, DBSubnetGroups, OptionGroups です。
CloudWatch のメトリクスとAWS Service Quotasにより、AWSのワークロードの増加に合わせて、より簡単にサービスの制限を表示・管理し、規模を拡大することができます。サービスの制限は、Quotas とも呼ばれ、ユーザーが AWS アカウントで作成できるリソースの最大数です。AWSは、可用性と信頼性の高いサービスをユーザーに提供し、意図しない支出からユーザーを保護するために、これらの制限を実施しています。各メトリックのサービスの制限は、AWSのデフォルト値から始まります。ユーザーのニーズに基づいて、ユーザー自身の特定アカウントの 限度の引き上げ を要求することができます。
上記のAmazon RDSの使用メトリクスは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック(ジャカルタ)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンで公開されています。詳細については、AWS リージョン表 をご覧ください。これらのCloudWatchメトリクスのマッピングの詳細については、ドキュメントページを参照してください。