投稿日: Apr 8, 2022
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) for Oracle が、M6i と R6i インスタンスをサポートするようになりました。M6i インスタンスは、Amazon EC2 x86 ベースの第 6 世代汎用コンピューティングインスタンスで、コンピューティング、メモリ、ストレージ、ネットワークリソースをバランスよく提供するように設計されています。R6i インスタンスは、Amazon EC2 のメモリ最適化インスタンスの第 6 世代で、メモリ集約型のワークロード向けに設計されています。M6i と R6i インスタンスはともに、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーの組み合わせである AWS Nitro System 上に構築されています。これにより、ホストハードウェアの実質的にすべてのコンピューティングリソースとメモリリソースをお客様のインスタンスに提供することが可能です。
M6i および R6i インスタンスは、3.5 GHz のオールコアターボ周波数を備えた第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載し、同等の M5 および R5 インスタンスと比較してより優れたコンピューティングのコストパフォーマンスを実現しています。スケーラビリティの向上に関するお客様のご要望にお応えするため、M6i および R6i インスタンスは、128 vCPU を備え、最大の M5 および R5 インスタンスから 33% 増のメモリを搭載した 32xlarge という新しいインスタンスサイズを提供します。M6i.32xlarge は 512 GiB のメモリ、R6i.32xlarge は 1,024 GiB のメモリを搭載しています。また、従来の第 5 世代インスタンスと比較して、vCPU あたり最大 20% 高いメモリ帯域幅を提供します。これらのインスタンスは、最大 50 Gbps のネットワーク速度と 40 Gbps の帯域幅を Amazon Elastic Block Store に提供します。これは、M5 および R5 インスタンスの 2 倍の性能です。
RDS for Oracle の M6i インスタンスは、 米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各リージョンでご利用いただけます。RDS for Oracle の R6i インスタンスは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の各リージョンでご利用いただけます。M6i および R6i インスタンスのいずれにも、2、4、8、16、32、48、64、96、128 vCPU を含む 9 サイズがあります。Amazon RDS マネジメントコンソールまたは AWS CLI を使用して、新しいインスタンスを起動できます。
Amazon RDS for Oracle を使用すると、クラウド上で容易に Oracle データベースデプロイをセットアップ、運用、スケールすることができます。最新の料金および利用できるリージョンについては、「Amazon RDS for Oracle の料金」を参照してください。