投稿日: Apr 11, 2022
本日より、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) のお客様は、AWS アジアパシフィック (大阪) リージョンで独自のプレフィックスリストを作成できるようになりました。プレフィックスリストは、VPC セキュリティグループとルートテーブルの設定に使用したり、Resource Access Manager (RAM) を使用して他の AWS アカウントと共有したりできる CIDR ブロックのコレクションです。お客様は、すべてのアカウントでプレフィックスリストを簡単に監査および適用し、一貫したセキュリティ体制とルーティング動作を実現できます。
VPC セキュリティグループとルートテーブルは、アクセスポリシーとルーティングポリシーを制御するために使用されます。多くの場合、セキュリティグループとルートテーブルの設定用に、共通の CIDR ブロックセットがあります。プレフィックスリストを使用すると、複数の CIDR ブロックを単一のオブジェクトにグループ化し、それをセキュリティグループまたはルートテーブルの参照用に使用できます。これにより、変更をロールアウトし、セキュリティグループとルートテーブルの整合性を複数の VPC とアカウントにまたがって維持することが容易になります。
このリージョンの拡張により、プレフィックスリストは、アジアパシフィック (ジャカルタ)、AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)、Sinnet が運営する Amazon Web Services 中国 (北京) リージョン、および NWCD が運営する Amazon Web Services 中国 (寧夏) リージョンを除くすべての AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。 プレフィックスリストの使用に追加料金は発生しません。プレフィックスリストの詳細については、公開ドキュメントを参照してください。