投稿日: May 3, 2022

Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) では、AWS マネジメントコンソールを使用して、Amazon EKS クラスターで実行されているすべての標準的な Kubernetes API リソースタイプを表示できるようになりました。これは、Amazon EKS を使用した Kubernetes アプリケーションの視覚化とトラブルシューティングを容易にします。

Amazon EKS は、フルマネージド Kubernetes サービスです。これまで、Amazon EKS コンソールでは、クラスターで実行されるデプロイ、ジョブ、および DaemonSets などのワークロード固有のリソースの表示のみがサポートされていました。ユーザーがこれら以外の Kubernetes リソースタイプを表示し、理解して、トラブルシューティングするには、追加のツールをインストールして実行する必要がありました。

更新された Amazon EKS コンソールには、サービスリソース、設定およびストレージリソース、認可リソース、ポリシーリソースなどの標準的な Kubernetes API リソースタイプのすべてが含まれています。Kubernetes リソースは、特定の名前空間で簡単にフィルタリングし、プロパティ値で検索することができるので、オブジェクトをすばやく簡単に見つけることが可能になり、これらのすべてがコンソールでの単一の一貫的なエクスペリエンスを通じて実現されます。

コンソールでの Kubernetes リソースの表示は、Amazon EKS がホストするすべての Kubernetes クラスター、または Amazon EKS Connector を使用する Kubernetes クラスターに対してサポートされています。アクセスは AWS Identity and Access Management (IAM) によって制御されているため、ユーザーにはコンソールを通じて既存の RBAC 許可と同じレベルのアクセス権が付与されます。

使用を開始するには、EKS コンソールでクラスターを表示してください。詳細については、ブログ、または AWS ドキュメントをお読みください。