投稿日: May 19, 2022
本日より、OpenTelemetry プロジェクトの安全で本番環境に対応した AWS サポートのディストリビューションである、メトリクス用 AWS Distro for OpenTelemetry (ADOT) の一般提供を開始します。今回のリリースにより、お客様は、Java、.Net、および JavaScript で OpenTelemetry API と SDK を使用して、メトリクスを収集し、Amazon CloudWatch、Amazon Managed Service for Prometheus、および OpenTelemetry Protocol (OTLP) でサポートされる他のモニタリング先に送信できます。Cloud Native Computing Foundation の一部である OpenTelemetry は、アプリケーションおよびインフラストラクチャモニタリング用の分散トレースとメトリクスを収集するためのオープンソース API、ライブラリ、およびエージェントを提供します。ADOT を使用すると、アプリケーションを 1 回だけインストルメント化して、メトリクスとトレースを複数のモニタリングソリューションに送信し、自動インストルメンテーションエージェントを使用して、コードを変更せずにトレースとメトリクスを収集することができます。AWS Distro for OpenTelemetry を使用して、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)、Amazon Elastic Container Service (ECS)、および Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) で実行されているアプリケーションをインストルメント化します。
可観測性のニーズに応じて、Amazon CloudWatch、Amazon Managed Service for Prometheus、またはいずれかの AWS パートナーの宛先を選択できます。コンテナサービス用の AWS Distro for OpenTelemetry の最新バージョンと、AWS CloudFormation テンプレート、AWS Command Line Interface、Kubectl コマンド、または ADOT EKS アドオンを使用することにより Amazon EC2 を設定してデプロイできます。デベロッパーは、Prometheus や OpenTelemetry SDK などのサポートされているいくつかのレシーバーを使用して、相関メトリクスとトレースを収集するためのアプリケーションを収集またはインストルメント化できます。
ADOT の詳細と最新リリースのダウンロードについては、デベロッパーポータルにアクセスしてください。さまざまな言語で、起動とインストルメンテーションについての詳細をお読みいただけます。