投稿日: May 19, 2022
AWS Systems Manager の機能である Incident Manager は、インシデントの診断と解決を高速化するためのランブックオートメーションの拡張サポートを発表しました。AWS Systems Manager は、AWS アプリケーションとリソースのオペレーションハブであり、リアクティブプロセスを自動化して、運用上の問題を迅速に診断および修正するのに役立ちます。お客様は、オンコールエンジニアに対応を依頼する前に、容量不足になりそうな DynamoDB テーブルでオートスケーリングをオンにするなど、関連するリソースに対して修復アクションを自動的に実行するインシデントランブックを作成できるようになりました。お客様は、Incident Manager コンソールから直接追加のランブックを呼び出して、インシデントのより迅速な解決に役立てることもできます。
インシデントが開始されると、Incident Manager は、CloudWatch アラームおよび EventBridge イベントで指定されたインシデント ID や AWS リソースなどのランブックパラメータ値を入力できるようになりました。これにより、お客様は AWS Systems Manager Automation ドキュメントから追加の診断または軽減アクションを自動化できます。Incident Manager コンソールは、ランブックの進行状況と追加のランブックの実行を追跡して、対応を整理するのに役立ちます。
使用を開始するには、AWS Management コンソールから Incident Manager を選択するか、AWS Systems Manager に移動します。Incident Manager でのランブックのオートメーションの詳細については、ドキュメントをお読みいただくか、チュートリアルに従ってください。