投稿日: May 27, 2022

AWS Systems Manager が Session Manager を利用したリモートホストへのポートフォワーディングをサポート開始しました。AWS Systems Manager は、AWS アプリケーションとリソースの運用ハブであり、ハイブリッドクラウド環境で安全なエンドツーエンドの管理ソリューションを提供します。Systems Manager の機能である Session Manager は、受信ポートを開いたり、Secure Shell (SSH) キーを管理したり、また踏み台ホストを使用したりすることなく、クラウド、オンプレミス、またはエッジデバイスの管理対象インスタンスへの安全なアクセスを提供します。

Session Manager のポートフォワーディングは、クライアントマシンと Systems Manager が管理するインスタンス間の通信をトンネルするために使用されます。本日より、Systems Manager はクライアントマシンからリモートホストのポートへのフォワーディングコネクションをサポートします。リモートのポートフォワーディングにより、データベースやウェブサーバーなどのリモートホストのアプリケーションポートに、これらのサーバーを外部ネットワークにさらすことなく安全に接続するための「ジャンプホスト」として管理対象インスタンスを使用可能になりました。

使用開始するには、ポートフォワーディングセッションを確立しようとしている管理対象インスタンスにバージョン 3.1.1374.0 以降の SSM エージェントをインストールします。AWS-StartPortForwardingSessionToRemoteHost Session Manager ドキュメントを使用してコマンドラインからポートフォワーディングセッションを開始できます。リモートホストのポートフォワーディングの詳細については、AWS Systems Manager の製品ページおよびドキュメントをご覧ください。