投稿日: Jun 1, 2022
本日、AWS Outposts での Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) Dedicated Hosts のサポートが発表されました。このサポートにより、既存のソフトウェアライセンスと、専有の物理サーバーを必要とするワークロードを Outpost Racks で使用できるようになります。また、お客様は今後、インスタンスタイプのデプロイをより柔軟に実行できるほか、より細かな配置制御が可能になります。さらに、そのすべてで、AWS Outposts の一貫したハイブリッドエクスペリエンスをお楽しみいただけます。
Amazon EC2 Dedicated Hosts を使用すると、VM、ソケット、または物理コアに紐づけられた使用可能なソフトウェアライセンスを EC2 インスタンス上で使用できるようになります。つまり、お客様は独自のライセンスを使用する柔軟性とコスト効率性を得ることができます。Outposts はこれまでも、自分のライセンスを使用する (BYOL) ワークロードの単一のテナント環境として使用できましたが、Dedicated Hosts により、お客様は Outpost 全体とは逆に、1 台のホストにライセンスを制限できます。
Outposts の Dedicated Hosts は複数のインスタンスタイプのサポートも開始します。このサポートがオンになっていると、Dedicated Hosts は指定したインスタンスファミリー内で、異なるインスタンスタイプ (インスタンスサイズ) を開始できます。インスタンスは事前にインスタンスタイプの構成を計画することなく開始でき、ホストの使用状況は、Amazon EC2 Dedicated Hosts のコンソールと API でモニタリングできます。特定の専有ホストでインスタンスを開始するか、Outpost で構成した Dedicated Hosts 全体に、Amazon EC2 が自動的にインスタンスを配置するようお選びいただけます。インスタンスの配置を制御することで、お客様はミッションクリティカルなアプリケーションの回復性ニーズを満たすことができます。Dedicated Hosts は AWS Resource Access Manager (AWS RAM) で共有できます。これにより Outposts の所有者は、自社の AWS アカウントを別々のハードウェアへ分散できます。
Outposts の Dedicated Hosts は、Outposts にある Amazon EC2 インスタンスすべてと、Outposts Rack がサポートされている全 AWS リージョンで利用できます。Outposts の Dedicated Hosts サポートでは、追加料金はかかりません。Dedicated Hosts について詳しくは、「EC2 ドキュメント」をご覧ください。AWS Outposts の詳細については、こちらの「製品ページ」または「Outposts ドキュメント」をご覧ください。