投稿日: Jun 23, 2022
Amazon QuickSight で、Amazon CloudWatch にメトリクスを送信して QuickSight アセットをモニタリングできるようになりました。QuickSight の開発者と管理者は、これらのメトリクスを使用して、QuickSight エコシステムの可用性とパフォーマンスをほぼリアルタイムで監視し、対応できます。データインジェスト、ダッシュボード、ビジュアルを監視して、一貫性があり、高性能で中断のないサービスを QuickSight で閲覧者に提供できます。詳細については、こちらをご覧ください。
QuickSight CloudWatch メトリクスには 4 つのカテゴリがあります。
- 取り込みメトリクスを使用して、データインジェストのパフォーマンスと可用性を監視できます (IngestionInvocationCount、IngestionRowCount、IngestionErrorCount、IngestionLatency)。
- ダッシュボードメトリクスを使用して、閲覧者が表示したときのダッシュボードのパフォーマンスを監視できます (DashboardViewLoadTime、DashboardViewCount)。
- ビジュアルメトリクスを使用して、ビジュアルのパフォーマンスと可用性を監視できます (VisualLoadTime、VisualLoadErrorCount)。
- 集計メトリクスを使用して、アカウントのリージョン内のすべてのインジェスト、ダッシュボード、ビジュアルのパフォーマンスと可用性を監視できます。
管理者と開発者は、CloudWatch コンソールを使用して、Amazon QuickSight で生成されたメトリクスデータをグラフ化することもできます。詳細については、Amazon CloudWatch ユーザーガイドのメトリクスのグラフ化を参照してください。また、QuickSight アセットの CloudWatch メトリクスを監視する CloudWatch アラームも作成できます。メトリクスが指定されたしきい値に達すると、CloudWatch が自動的に通知を送信します。例を見るには、Amazon CloudWatch ユーザーガイドのAmazon CloudWatch アラームの作成を参照してください。
QuickSight メトリクスと CloudWatch の統合は、Amazon QuickSight Enterprise Edition でのみ利用できます。こちらは米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、南米 (サンパウロ)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、AWS GovCloud (米国西部) の AWS リージョンでご利用いただけます。