投稿日: Jun 29, 2022
NICE DCV バージョン 2022.1 では、パフォーマンスの向上に加え、Rocky Linux 8.5 や Ubuntu 22.04 サーバーのサポートなど、複数の新機能が導入されています。NICE DCV は、ハイパフォーマンスなリモートディスプレイプロトコルです。これを使用することで、リモートデスクトップまたはアプリケーションのセッション (ハイパフォーマンス GPU を搭載したサーバーでホストされた 3D グラフィックスアプリケーションなど) に安全にアクセスできるようになります。
NICE DCV バージョン 2022.1 には、次の機能および改善が含まれています。
- パフォーマンスの向上 - 今回のリリースでは、ストリーミングパフォーマンスが向上するほか、GPU 以外のサーバーにおける全体的な CPU 利用率が最大 30% 低下します。
- 新しい Linux ディストリビューションのサポート - NICE DCV サーバーソフトウェアが Ubuntu 22.04 や Rocky Linux 8.5 以降をサポートするようになりました。NICE DCV のネイティブな Linux クライアントには、Ubuntu 22.04 のサポートが追加されます。
- 改善されたネイティブクライアントのコラボレーションエクスペリエンス - 新しい UI の改善により、誰かがセッションに参加したときにユーザーが通知を受けるのがより容易になります。セッションの所有者は、セッションの共同作業者と閲覧者を管理することもできます。今回のリリースでは、Windows、Mac、Linux 用のネイティブクライアントのコラボレーションエクスペリエンスが改善され、このウェブクライアントの 2022.0 リリースで導入された UI とも統合されています。
- NICE DCV Session Manager Broker 向けの AWS Graviton インスタンスのサポート - AWS Graviton プロセッサを使用したインスタンスに NICE DCV Session Manager Broker をデプロイできるようになりました。