投稿日: Jul 28, 2022
Amazon OpenSearch Service は、既存の gp2、マグネティック、PIOPS (io1) の各ボリュームに加えて、新たに Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームタイプ gp3 (汎用 SSD) のサポートを開始しました。これにより、gp3 ボリュームを最新世代の T3、R5、R6g、M5、M6g、C5、C6g の各インスタンスファミリーでご利用いただけるようになります。Amazon EBS gp3 を使用すれば、ストレージ容量に関係なくパフォーマンスをプロビジョニングすることができ、OpenSearch Service で、ベースラインパフォーマンスを既存の gp2 ボリュームよりも GB あたり最大 9.6% 低い料金で利用できます。さらに、gp3 を使用すれば、R5、R6g、M5、M6g の各インスタンスファミリーでさらに密度の高いストレージを利用でき、コストをより一層最適化することができます。
ユーザーは、IOPS (入出力操作毎秒) とスループットを、追加のブロックストレージ容量をプロビジョニングすることなくスケールできます。料金は、必要とするリソースに対してのみ発生します。gp3 ボリュームは、3,000 IOPS のベースラインパフォーマンスと 125MB/秒のスループットをあらゆるボリュームサイズで実現します。加えて、OpenSearch Service は、より高いボリューム向けに追加の IOPS とスループットとをプロビジョニングし、最適なパフォーマンスを実現します。アプリケーションでさらなるパフォーマンスが必要な場合は、16,000 IOPS および 1,000 MB/秒スループットまで、追加料金でスケールアップできます。このたびのリリースでは、gp3 向けにインスタンスごとにサポートされる最大ボリュームサイズも、R5、R6g、M5、M6g の各インスタンスファミリーにおける gp2 に比べ、100% 増加しています。
ユーザーは、OpenSearch Service のコンソールでドメイン構成のボリュームタイプを gp3 に変更すれば、既存の gp2、マグネティック、PIOPS (io1) の各ボリュームを移行させることが可能です。詳細は、Amazon OpenSearch Service EBS volume pricing および Amazon EBS volume size limits を参照してください。
gp3 は、世界 26 のリージョンの Amazon OpenSearch Service でご利用いただけます。OpenSearch Service の利用可否の詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。