投稿日: Jul 14, 2022

Amazon Redshift では Redshift の従来のサイズ変更機能のパフォーマンスを強化し、クラスタースナップショット復元の柔軟性を高めました。Redshift の従来のサイズ変更は、インスタンスタイプの変更や伸縮自在なサイズ変更で対応できない構成への移行が必要な状況でクラスターのサイズを変更するために使用されます。以前はサイズ変更中にクラスターが何時間もオフラインになることがありましたが、現在は通常数分でクエリを処理できるようになりました。スナップショットから復元するときにクラスターのサイズを変更することもできますが、その場合は制限が生じることがあります。

今回、暗号化されていないスナップショットから暗号化されたクラスターを復元したり、暗号化キーを変更したりできるようになりました。Amazon Redshift は暗号化オプションとして AWS Key Management Service (AWS KMS) を使用し、基盤となるストレージへの不正なアクセスからデータを保護することで、データ保護をさらに強化します。クラスターを変更するときに AWS KMS キー ID を指定することで、暗号化されていないクラスターを AWS KMS キーでより高速に暗号化できるようになりました。暗号化されていないスナップショットから AWS KMS で暗号化されたクラスターを復元することもできるようになりました。これらの機能は API または CLI から利用できます。これらの機能は RA3 ノードを持つターゲットクラスターにのみ対応しています。

これらの機能向上は、Amazon Redshift が提供されているほとんどの AWS リージョンで利用可能です。詳細については、Amazon Redshift クラスターマネジメントガイドブログをご覧ください。