投稿日: Jul 14, 2022
AWS は AWS AppConfig の拡張機能を発表します。これは、機能フラグと動的ランタイム設定データの強化と拡張を可能にする新機能です。AWS Systems Manager の一機能である AWS AppConfig は、設定データを作成、検証、デプロイし、アプリケーションの動作をより安全で迅速に更新します。AppConfig の拡張機能のフレームワークによって、機能フラグと設定データのライフサイクルにわたってアクションポイントが公開されるため、各アクションポイントで新機能をフックできます。アクションポイントは機能フラグと設定データの作成、検証、デプロイ、ロールバックの間に公開されます。
リリース時に利用可能な拡張機能には、設定の更新に関するメッセージを EventBridge、SNS、SQS にプッシュする AppConfig Notification の拡張機能などがあります。また、Jira 拡張機能もあり、AppConfig の機能フラグの変更を Atlassian の Jira で個別の課題として追跡できます。
さらに、ユーザー独自の拡張も作成できます。例えば、AppConfig に組み込まれた自動ロールバック機能を拡張し、ロールバックが発生した場合に Lambda関数を呼び出すといったことができます。他にも、データベースや Git リポジトリのような別のソースから構成データを取得し、デプロイメント前に他の AppConfig データにマージできます。これらは拡張機能をユーザーが独自に作成することで可能になります。ユーザーが作成した拡張機能と AWSが作成した現在の拡張機能に加えて、今後さらに多くの拡張機能が予定されています。
AppConfig ユーザーは AWS AppConfig の拡張機能を追加料金なしですべての AWS リージョンで利用可能です。
使い始めるには、AppConfig の拡張機能のドキュメントをお読みください。