投稿日: Aug 3, 2022

Amazon CloudWatch カスタムメトリクスでは、50 倍の容量がサポートされるようになりました。これにより、1 回の呼び出しで最大 1,000 メトリクスを 3 倍のデフォルトコールレートで送信し、メトリクスあたり 3 倍のディメンション (最大 30) を指定できます。CloudWatch カスタムメトリクスを利用すると、使用中の AWS サービスに基づいて CloudWatch で提供される自動メトリクスを補完するアプリケーション固有のデータを取得できます。これらの改善により、より少ない API リクエストで同量のデータを送信することが可能になるため、コスト削減につながります。

アプリケーションを最新化すると、監視のためのリソースが増加し、より多くのメトリクスが生成されることがよくあります。また、コンピューティングリソースで実行されているアプリケーションから数百のメトリクスを収集する必要がある場合もよくあります。これらのカスタムメトリクスの改善により、データを CloudWatch に送信するときにメトリクスのバッチ処理が効率化され、API リクエストが減り、コストが削減されます。効率を最適化するための最善の方法は、CloudWatch エージェントを使用することです。これにより、これらの最新の改善が自動的に利用でき、API 呼び出しを減らせます。

最新のアプリケーションでは管理がますます複雑になっているため、カスタムメトリックを定義し、分析する際にはより高い柔軟性が求められます。そのため、メトリクスのディメンションの最大数が 10 から 30 に増えました。CloudWatch Metrics Insights を使用して、メトリクスにコンテキストを追加し、問題のトラブルシューティングに利用できるようになりました。また、最大 30 のディメンションを持つ Embedded Metric Format (EMF) ログからカスタムメトリクスを作成することもできます。

カスタムメトリクスの機能強化は、AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべてのパブリック AWS リージョンで利用できるようになりました。標準の CloudWatch 料金が適用されます。詳細については、料金ページを参照してください。詳細については、カスタムメトリクスのドキュメントを参照してください。