投稿日: Aug 24, 2022
本日、Kubernetes のコア機能を拡張するソフトウェアパッケージである Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) Anywhere キュレーションパッケージの一般提供開始についてお知らせいたします。これにより、Harbor パッケージをローカルコンテナレジストリとして、Emissary-Ingress パッケージをイングレスコントローラーとして、MetalLB パッケージをサービスタイプのロードバランサーとしてインストールできるようになりました。
これらのソフトウェアパッケージは自由に利用できるオープンソースプロジェクトですが、EKS Anywhere キュレーションパッケージは、Amazon がオープンソースのソースコードから構築し、EKS Anywhere の新しいリリースごとに互換性をテストしているコンテナイメージです。イメージに対して、Amazon によるセキュリティスキャンと署名も行われます。Amazon が署名したすべてのキュレーションパッケージは、Amazon EKS Anywhere エンタープライズサブスクリプションで Amazon によるサポートの対象となります。EKS Anywhere キュレーションパッケージは、Amazon EKS Anywhere エンタープライズサブスクリプションのお客様のみが利用できます。
キュレーションパッケージに、最初はネットワークソフトウェアとコンテナレジストリが含まれていますが、お客様の要望に基づいて、今後さらにソフトウェアが追加される可能性があります。それにより、EKS Anywhere クラスターの状態のモニタリング、証明書とシークレットの管理、CSI ドライバーによるステートフルアプリケーションのデプロイができるようになる可能性があります。EKS Anywhere キュレーションパッケージと現在利用可能なパッケージの詳細については、ユーザードキュメントをご覧ください。