投稿日: Aug 11, 2022

Amazon EventBridge は、Webhook を介した GitHub、Stripe、Twilio との統合のクイックスタートに対応しました。これらの SaaS アプリケーションからのイベントにサブスクライブし、それを Amazon EventBridge イベントバスで受信してさらなる処理を施すことが可能です。クイックスタートでは、AWS CloudFormation テンプレートを使用して、GitHub、Stripe、Twilio のセキュリティベストプラクティスに沿って設定されるイベントバスに、HTTP エンドポイントを作成できます。GitHub、Stripe、Twilio の Webhook は、それぞれのアカウントから設定できます。新たに生成されたエンドポイントに送信するイベントのタイプを選択するだけで、イベントバスで安全にイベントを受信できるようになります。

EventBridge は、自社アプリケーション、サードパーティーの SaaS アプリケーション、その他 AWS のサービス間でイベントをルーティングすることで、イベント駆動型のスケーラブルなアプリケーションを構築できるサーバーレスのイベントバスです。ルーティングのルールをイベントバスでセットアップし、データの送信先を決定することにより、ダウンストリームのアプリケーションは、自社アプリケーション内で関連する変更が発生したときに、それに反応できるようになります。Amazon EventBridge は、イベントの取り込み、配信、セキュリティ、承認、エラー処理を簡素化することで、イベント駆動型アプリケーションの構築を容易にします。

使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールの [Developer Resources] (デベロッパーリソース) セクションにある新しいメニュー項目 [Quick starts] (クイックスタート) をクリックします。クイックスタートは、試用環境または本番環境を AWS のベストプラクティスに沿ってすばやくセットアップし、数分以内に EventBridge の機能を使用可能にする、自動デプロイです。Webhook を使用した GitHub、Stripe、Twilio 統合用のクイックスタートには、「Inbound webhooks using Lambda Function URLs」(Lambda 関数の URL を使用したインバウンド Webhook) という独自のセクションがあります。

クイックスタートをご利用いただけるのは、米国東部 (オハイオおよびバージニア北部)、米国西部 (オレゴンおよび北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (ストックホルム、アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ミラノ)、アジアパシフィック (ムンバイ、東京、ソウル、シンガポール、香港、大阪、ジャカルタ)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ) の各リージョンです。 

利用を開始するには、以下のリソースをご使用ください。