投稿日: Aug 11, 2022
Amazon Location Service で円形ジオフェンスのサポートが開始され、デベロッパーは地図上に中心と半径を指定して仮想的な境界線を描けるようになりました。デベロッパーは Amazon Location のジオフェンシングを使用して、ほぼリアルタイムで数万ものジオフェンスに対する位置を評価することにより、デバイスが特定の対象区域に入ったり出たりしたときにアクションを起こすことができます。
ジオフェンスを使用するとき、デベロッパーは一連の接続線を指定して多角形のジオフェンスを追加することも、円の中心の緯度と経度を指定して円形のジオフェンスを追加することもできるようになりました。例えば、フードデリバリー会社は住所を中心とした半径を指定して、配達車両が注文者の家に近づいたとき、通知を送信できます。
Amazon Location Service はデベロッパーがマップ、POI (points of interest)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどを、データ品質、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるロケーションベースのサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は高品質のロケーションベースのサービスデータプロバイダ (Esri および HERE) 全体で一貫した API を提供し、すべて 1 つの AWS コンソールで管理されます。
Amazon Location Service は現在、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。
詳しくは、Amazon Location Service デベロッパーガイド - 円形ジオフェンスを描画する をご覧ください。