投稿日: Aug 23, 2022
Amazon Location Service がサービスに固有の条件キーのサポートを開始し、デベロッパーは個別の追跡デバイスとジオフェンスのアクセス制御ルールを設定できるようになりました。これにより、セキュリティが一層強化され、不正なアクセスと意図しないアクセスを防いでデバイスとジオフェンスを管理します。
条件キーは IAM ポリシーのドキュメントの条件ブロックの中で使用して、geofenceID や deviceID によるきめ細かい権限制御が可能になります。例えば、モバイルアプリケーションのデベロッパーは、モバイルユーザーがそれぞれ自分のデバイスのロケーションのみ表示可能で、自分で作成したジオフェンスのみ管理可能になるよう制限できます。
Amazon Location Service はデベロッパーがマップ、POI (points of interest)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどを、データ品質、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるロケーションベースのサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は高品質のロケーションベースのサービスデータプロバイダ (Esri および HERE) 全体で一貫した API を提供し、すべて 1 つの AWS コンソールで管理されます。
Amazon Location Service は現在、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。
詳しくは、Amazon Location Service 開発者ガイドをご覧ください。