投稿日: Aug 9, 2022
AWS Resource Access Manager (AWS RAM) で Amazon SageMaker Model Building Pipelines を使用して AWS アカウント間で安全にパイプラインエンティティを共有し、直接 API を呼び出して共有パイプラインにアクセスできるようになりました。マルチアカウント戦略によって、データ、プロジェクト、チームの分離を実現しながら、ソフトウェア開発のライフサイクルのステップをサポートできます。クロスアカウントのパイプライン共有によって、マルチアカウント戦略で複数アカウントのログインとログアウトを繰り返す手間を省けます。例えば、クロスアカウントのパイプライン共有により、ステージングと本番のアカウントでリソースを共有して機械学習のテストとデプロイのワークフローを改善できます。
本日より、SageMaker Pipelines を使用できるすべてのリージョンで、クロスアカウントのパイプライン共有のサポートを開始しました。利用可能なリージョンの詳細については、サポートされているリージョンとクォータをご覧ください。
クロスアカウントのパイプライン共有を設定して、組織の AWS アカウントやビジネスグループでパイプラインリソースを共有できます。SageMaker Python SDK を使用して、アカウントで共有したパイプラインリソースの利用を開始してください。パイプラインリソースは読み取り専用権限、または拡張されたパイプライン実行権限で共有できます。読み取り専用権限を持つユーザーは、パイプラインの定義と実行ステップなど、共有パイプラインの詳細を見られます。拡張されたパイプライン実行権限を持つユーザーは、パイプライン実行の開始、停止、再試行を行えます。
クロスアカウントのパイプライン共有を開始するには、Amazon SageMaker 開発者ガイドの Cross-Account Support for SageMaker Pipelines をご覧ください。